my投資日記forセミリタイア

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大人になったら何になりたい?

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子供の頃、聞かれて困った。

え?

私、大人になったら何かにならないといけないの?

私のままじゃダメなの?


と思わず母に訊ねてしまった記憶がある。


幼稚園の入園面接で、

好きな食べ物は何ですか?

と聞かれて…

魚の皮です。

と自信満々で答えた帰り道、母は肩を落として恥ずかしそうに歩いていた。

「お寿司とかすき焼きとか、もっと他にもあるでしょう」

ずっとブツブツぼやいていた。

子供って、大人の様な本音と建前は通用しない。

私は全く大人ゴコロを察することが出来ない子供で、よく母を困らせた。

それでも母には、誉められた記憶こそあれ、怒られた記憶がない。

あまりマネしたくない幸薄い人生を歩んでしまった母だったが、そこは立派だった。

私は、真剣にこの質問の意味と戦っていた。

何かになる必要があるのか、と。

いい加減、母にうんざりされ、

それはそういう意味ではない。
将来になりたい職業を答えれば良いのだ、と教えられた。

子供に仕事なんか聞いても分かるわけない。
少なくとも私はチンプンカンプンだ。

じゃあ、お嫁さん、とか、お姫様、と書いている友達はあれは何なんだ?
お嫁さんになったら、私は何になるのか?
どうなるのか?

私は、ひたすら自分が、何か自分以外の別の生き物にされるのではないかと、心配していた。

困ったことに、この質問は、小学生を過ぎ、中学生になっても延々と繰り返された。

結局、私はよく分からないままに、母に薦められるまま、母と同じ職業を書くことになった。

それからは毎年の様に繰り返される、このよく分からない質問に、ずっと母と同じ職業を書き答えては、しのいできた。


結局、私は成り行きで、母と少し似た職業についているが。

これは一種の呪いではないのかと思う。

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少し前のことだけど、友達にデイキャンプに誘われ一緒に出かけた。

私と友達の姉さんは、みんながバーベキューを終えて、遊びに散った後の川辺で、ふたり並んで炭を突っついていた。

お腹もいっぱいだし、ふたり共、空を眺めながら、ぼんやりしていた。

おもむろに姉さんが、

「子供って可哀想ねぇ、
将来何になりたいとか、目標とか、いつもいつも聞かれて。
こうして自然の中にいると、そんな事どうでもいいのに、って思うわ。
ただ食べて、寝て、遊んで、笑って、泣いて…
“生きている”
ただ、それだけじゃダメなの?
何か目標がないと、誰かより偉い人にならないといけないのかと思うと、何かに追われている様で、可哀想になるわ」

姉さんは、心臓が弱くて、思うように動けない、働けない。

だから余計に、何にもなれない自分にも、そんな風に思ってしまうみたいだった。

ふたりで、散々、あーだこーだ言い合った。


それまでは顔と存在くらいは知ってます程度の関係だったのに、その日は隣にいて近くに感じて、私はとても嬉しかった。
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でも思うに、

何になりたい?

ではなく…

やってみたいことは?

って聞かれたら、私は山ほどある気がするんだけど(笑)

何かになる、という言葉自体にとても違和感を感じる。

私のやりたいこと…

それは大義名分、大げさことではなく、ごくごく毎日のちっぽけな関心事に過ぎない。

私は何かになろうと思ったことなど1度もない。

そうなんだから仕方ない。










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