現在、4月の退職に向けて有給消化しながら時短勤務をしているmouです。
不調好調含め、様々な変化が起こっています。
フルタイム勤務時は責任のある役職についていましたが、現在は降格し後任君の補佐をしています。
業務にかつての緊張感もスピード感もない。
何もかもが楽過ぎて、頭が腐りはしないか?
そこは心配です。
(老後の認知症予防に株売買を薦める方もいますが頷けます。頭も体も使わないと衰えますから。)
同時に、緊張が一気に解けた反動で無気力状態が続いています。
でも一足先にフルタイムの第一線を退いたアラフィフ先輩陣から体験談は聞いています。
2、3ヶ月は引きこもりになったとか、誰にも会いたくない、電話もメールも億劫で寝てばかり等々…。
数人から聞いてはいますが、1番引きこもった人だと期間は6ヶ月でした。
みんなバリバリ働いている時は、当たり前の日常なので自覚がありませんが、実は消耗してるのです。
やりたい事は沢山あるのに、思うように動けないと気持ちばかりが先走り焦りますが、今はそういう時期だから休む様に自分に言い聞かせています。
◯だんだん会社から心が離れていっている自分がいます。
退職を決めた当初は正直、不安でした。
心の中にウジウジした迷いがありました。
1億2億ありゃあいいんですけど、そこまでのセミリタイアではありません。
あくまで週3、4日は働く前提のダウンシフトライフですから。
でも今は腹が決まったみたい。
だんだん不安には感じなくなり、逆に会社から心が離れていくのを実感しています。
いったん腹が決まると…
・とにかく休み明け仕事に行くのが嫌。
・仕事のメールや電話が来ると嫌悪感を感じる。
・仕事のことを考えるのも嫌。
嫌、嫌、嫌、そればっかり。
もうダメです。
完全にサラリーマンには戻れない体になりつつあると思います。
◯それでも、やっぱり同僚には感謝してます。
私にとってサラリーマンをして、1番の収穫というか有難かったのが同僚の存在でした。
会社がアットホームで風通しが良かったので、みんな仲が良く仲間意識が強かった。
変な奴だらけです。(愛情をこめてね)
そう言う私自身も変な奴ですが(///∇///)
ある意味、あぁ私みたいな奴でも、大勢の人が受け入れて認めてくれるんだという成功体験だったかも。
知能的に大丈夫かいな?!的な人だっています。
でも馬鹿かコイツと最初は思っていても、自分にはない凄い部分があるのです。
たまに自分と違う考えの人を否定したり、自分より能力が劣ってるとバカにした態度をとる方もいますが、そうではない。
その能力は、人間の中のほんの一部分に過ぎない。
むしろ、そういう風に他人を否定ばかりする方は稚拙に感じます。
大勢の人と働く事によって、沢山の「気づき」を与えてもらい、人としての成長を与えてもらえたと思っています。
とても感謝しています。
同僚との別れは辛い。
多分、これからも飲み会じゃなんだかんだと呼びだされるとは思います。
でも、もう仲間じゃないから。
◯働くことのメリット。
(金銭面は当たり前のことなので、あえて触れずに)
例えば普段、自然に生活しているとして。
たまにストレッチや筋トレなんかすると、普段動かさない筋肉を動かしていると自覚できます。
仕事も同じかなと。
自由気ままに生活していると、頭にしても体にしても、どうしても動かさない部分が出てくる。
ちょっと嫌な他人とでも関わらなきゃいけない。
ちょっと嫌だなと思う事でもやらなきゃいけない。
守るべき明確なデットラインやルールがある。
そういうものも重要だと思っています。
考え方もそうですが、自分と似通った考えの人とばかり交流していると思考が偏ってくる。
色々な考えの人と交流することで、また新しい発見もあります。
サラリーマンは戻れないけれど、働くことそのものは大切にしなくてはならないと思っています。
自由と不自由、緊張と弛緩のバランス感覚があってこそ、ダウンシフトライフは活きると思います。