いつか書こうと思っていた例の件です。
旅行先はプライバシーもあるので伏せますが…
(じゃあこっちはいいのかという突っ込みは無しで)
私たちは、とある海辺の温泉地へと向かいました。
まだ3月頭の平日でしたが、コロナウィルスが心配なので観光は控えることに。
でも海辺をドライブして、ふたりで沈む夕日を眺めました。
何だか心の中でイガイガしていたものが、全て海に溶けていきそうです。
それから海を眺める露天風呂がある老舗旅館でのんびり温泉とお料理を楽しもう♪ということにしました。
露天風呂はお肌がつるつる。そしてお風呂に浸かりながら眺める絶景は最高に素敵!?と思いきや…
ここで、また私の悪い癖“怖がり”が出ました。
ほとんど人気のない広いお風呂、ピチョンピチョンと天井から冷たい滴が落ちてきます。
そして薄ら暗い海から聞こえる波の音…
なんか出できそうです(T_T)
海のほうに妖怪がいるんじゃないかと…
こ、恐い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
恐ろしくて、ゆっくり風呂に入ることもままならず、諦めてチョー早風呂で終了。
混浴か、或いは娘が側にいてくれたら、何とか楽しめたかもしれませんが、とても1人で入浴できそうもない恐ろしい風呂でした。
(いやいや有名な人気のある絶景露天風呂です)
そして1時間待っても出てこない恋人のエンジニアさんを、辺りをウロウロしながら待ちました。
エンジニアさんは頭から湯気だして、露天風呂を大絶賛。
私は暗い海が怖くてそれどころではありません。
お料理は半ビュッフェ形式。
コロナウィルスの影響もあり、急きょの旅先変更しましたので、旅館を吟味する暇もなく、まずは、お安いプランを選びました。
でも宿泊客が少ないのでと、すき焼きや造り盛り等をサービスで付けてくれていました。他にも懐石料理風に、事前にテーブルに沢山お料理が並んでいます。
追加のお料理はビュッフェコーナーで頂きます。
お刺身や温かい料理や揚げたての天ぷら、デザート、フルーツ、コーヒー等。
これとビュッフェは食べられないよ位のボリュームでした。
エンジニアさんは、ひたすらエビの天ぷらばかり食べてます。
んー
お子ちゃま(・・;)
(オバケが恐くて夜1人で露天風呂に入れない自分のことは置いといて)
夜は旅館の広い庭園を、ふたりで散歩しました。
明日の朝は6時に起きて、早朝の露天風呂を楽しもうと約束して、早目の12時半に寝ることにしました。
私は心から安心していて、彼といて幸せでいっぱいのそんな夜でした。
で
次の朝
目を覚ますと、隣で寝ているはずの恋人がいない!?
え?
えー( TДT)
辺りをキョロキョロすると…
いました。
広い部屋の遥か向こうのスミッコに。
(これまた宿泊客が少ないために、一体何人部屋なのか分からない位に広い部屋をサービスしてもらっていました)
部屋の隅の畳の上で、丸まって寝ています。
起こして聞いてみると…
とにかく部屋が暑くて眠れなくて、夜中の3時半まで部屋の外やら部屋の中やらをウロウロしていたそうです。
とうとう1番涼しいポイントを見つけて、そこで眠っていたとのこと。
「あれだけ俺がウロウロしたり、部屋のドアを開けたり閉めたり音を立てているのに、よく眠れるなぁ。1度も起きなかったの?」
はい。
たったの1度も起きていません。
もう朝まで爆睡、チョー快眠。
でも、よく聞いてみると恋人さん、枕が変わると眠れないタイプ。
旅行に出かけると睡眠不足になるため、旅行が苦手だそうです。
旅行が苦手…(・・;)
これまたショックな。
老後はエンジニアさんと二人で、日本一週を夢見る私にとって衝撃の事実です。
帰りの車の中、ずっと隣で居眠りしているエンジニアさん。(運転はもちろん往復共に私)
エンジニアさんは呑気?何とも思ってないのか?
だけど私は、二人で色々な場所を旅するのを夢みてたんだ。
あぁ(*´-`)
複雑な課題を残した旅になりました。
はぁ
私が超怖がりを克服して、1人旅にでるか?
エンジニアさんが、枕が変わると眠れないのを克服して、2人旅となるか?
相性もフィット感も抜群の二人だと思ってたけど、まさか彼のこんな一面を見てしまうとは…。
でも流石に身長180センチオーバーの大男が、ミノムシみたいに部屋のスミッコで丸くなって寝ている姿には唖然としてしまいました。
ぷぷ。
ひとつだけ心配なのは、万が一、まさか、私のイビキが煩くて眠れなかったとかじゃないよね??という事です(・・;)
2回目の旅行はあるのでしょうか…
心配しています。